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なるほど!THE.・プチ東洋医学講座 ~『未病を治すために』 その1 気の偏りを正しておく編:後編~金子ブログ

前回は実際の症例を通して、気の偏り方と治療の実際について解説してみましたが、詳しくその方の病歴等の経過を聞くと、何十年も前からこのような傾向性があったということでした。

もし、もっと以前から気の偏りだけでも正しておくことができたら、喘息や乳癌を患ったりすることも避けることができたのではないかと推察されます。

もちろん、喘息や乳癌等の重い病気になってくると、気の偏り以外にも、いろいろな毒素の停滞や、それらを循環、排泄させる五臓六腑の働きの異常等が絡んできますが、そもそも「病気」という文字は気の流れが病んでいる状態を表すものです。

前回の症例でも、気の偏りを正すだけでいくつかの症状が改善しているように、どんな重い病気でも、そのベースにあるのは気の流れの滞りや不足、つまり偏りなのですね。

このような気の偏りを日頃から正しておくことは、結局は未然に病気を防ぐことにつながります。

程度の差はあれ誰にでも気の偏りはありますので、東洋医学では未病を治すにあたって、一人一人の気の偏り具合を把握することが大切になってくるのです。また気の偏りを正しておくことは、未病を治すだけではなく、病気になりにくい体を作っていくことにもつながります。

このように、病気になってから病気を治すのではなく、病気になる前に病気を治しておくという本来の東洋医学の付加価値をみなさんに知っていただいて、未病医療が当たり前のように提供できる文化が形成されればよいなと思います。

以上、未病を治すために、治療のレベルで必要だと思われることについて解説してみましたがいかがでしたでしょうか。

次回以降も気の偏りを正すこと以外の東洋医学の未病治しについて続けたいと思います。

 

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