人生がときめくプチ養生講座 ~結構やりやすいかもしれない食養生編~金子ブログ
こんにちは!豊中市の玄龍堂鍼灸整骨院 鍼灸師金子です。
今回は食養生です。
食養生ではバランスのとれた食事内容と食べ方が大切になります。
でも栄養バランスを考えて毎日理想的な内容を揃えるはなかなか困難ではないでしょうか。
そこで今回はあえて食事内容より、誰にでもできそうな再現性のあるノウハウとして、自分自身でもやってみてよかった食べ方について提案してみます。
バランスのとれた食事はもちろん大切ですが、食べ方というのもそれと同じくらい大切なものだと思います。具体的には、腹八分目、よく噛む、食事時間を不規則にしない、夜九時以降は胃を休める等です。胃に負担をかけると、気の供給が不足しますし、水分代謝も悪くなります。その結果、倦怠感、むくみ、膝関節の痛み、水腫、消化器系統の症状がでやすくなります。
胃を守るというのはとても大事なことなんですが、腹八分目ができますか?できたら一番良いですね。八分目どころか気づいたら十二分目になっていたということはありませんか?噛む回数が少ないとそうなりやすいですね。
では、意識してよく噛んでいる方はいらっしゃいますか?できたらすばらしいですね。でも満腹になってから噛むことを思い出すということはありませんか?
腹八分目やよく噛むということが習慣になっている方はいいんです。では、なかなかできない人はどうすればいいんだろうということになってくるんですが、私自身がやってみて一番やりやすい方法としては、一口の量を少な目にするということです。
これなら食べている間ずっと噛む回数を意識する場合と違ってまだやりやすいですし、同じ食事量でも自然と噛む回数は増えます。必然的に食事時間も長めにとれることにもなります。その結果、胃にかかる負担も少なくなります。ダイエットにもよいかもしれませんね。あと一つ付け加えるとすると食べ方が上品にみえます。
ということで、食養生、食べ方のコツは一口の量を少な目にしてみるということです。キーワードは上品にということですね。これは覚えておけばすぐに実践できることですし、実際に患者さんに推奨している方法でもありますので是非試してみてくださいね。