プチ養生講座 ~土用編:後編~金子ブログ
こんにちは!豊中市の玄龍堂鍼灸整骨院 鍼灸師金子です。
具体的には、あまり一度に水分を多くとり過ぎないことです。水分補給は大切ですが、過剰に摂取すると脾胃の機能が低下して体の水はけが悪くなります。結果、食欲不振や倦怠感等の症状が出やすくなります。できるだけ小分けにして摂取するようにしてください。
それから、冷たいものを過食して胃を集中的に冷やし過ぎないことも大切です。
あと意外と盲点になっていることは、スタミナをつけると称して焼肉、うなぎの蒲焼等のこってりしたものを食べ過ぎないようにしましょう。
夏バテにはスタミナをつけるために焼肉だ!と思ったりするんですが、もし胃腸の機能低下をおこしてバテている場合には、さらに胃腸に負担がかかってしまって逆効果になってしまいます。
また、この時期は身体に熱がこもりやすくなります。きゅうり、トマト、なす、ゴーヤ、冬瓜、すいか等の野菜は身体の余分な熱をさましてくれますので、夏バテする前に旬の野菜を摂取しておくことが望ましいですね。
もしそれでも夏バテしてしまったら、鍼灸で脾の臓と胃の腑の治療をしていきましょう。