プチ養生講座 ~かぜの予防編~金子ブログ
こんにちは!豊中市の玄龍堂鍼灸整骨院 鍼灸師金子です。
晩秋を迎えて朝晩はもちろん昼間でも肌寒いと思う日が増えてきました。
そのような季節の移ろいと同時に最近、かぜ気味の患者さんも増えてきたように思います.
かぜひきの時はもちろんかぜに対する治療が必要ですが、一つの養生としては背中にタオルを入れて保温するというのも有効です。
カイロ等で温熱刺激を与えなくても、シャツと背中の間に小さなタオルでもいいので、入れてみると保温力があってそれだけでも結構暖かいものですよ。
例え背中に発汗したとしてもタオルであればすぐに汗を吸収してくれますし、発汗後の気化熱で背中が冷えることも防げます。
背中の特に肩甲骨の間のあたりには呼吸器系のツボがたくさんありますから、ここを中心にして首筋や肩を冷やすとよくありません。温めておくことがかぜの予防にもなり、初期の段階では治療にもなるのです。
すでにかぜをひいて背筋がゾクッとする人も、かぜはひいてないけどこれからの時期かぜを予防したいという人も背中にタオルを入れてみるといいのではないでしょうか。
ちなみに鍼灸師金子は冷えないように毎日背中にタオルを入れています。
日本人全員が晩秋から冬の間は背中にタオルを入れるという習慣ができたら国民医療費の負担が軽減するかも!?